ぶつぶつでお悩みの方へ

ぶつぶつとは、皮膚の表面がなんらかの原因により、隆起してふれる状態のことをいいます。

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ぶつぶつの原因

皮膚のぶつぶつには湿疹(しっしん)、異汗性湿疹(いかんせいしっしん)、いぼなど、さまざまな種類の皮膚病があります。

湿疹

湿疹(しっしん)は、赤くてかゆみのある発疹を引き起こす皮膚病の一種です。
湿疹は、体の特定の場所にしかできないものも、全身のどこにでもできるものもあります。原因がはっきりわかっているものも、わからないものもあります。

最初に、皮膚の赤み(紅斑)から始まり、盛り上がったブツブツ(丘疹)、小さな水ぶくれ(小水疱)ができ、さらに膿をもつようになります(膿疱)。
その後、時間の経過とともに、ジュクジュクとただれた状態(びらん・潰瘍)から、かさぶた(痂皮)ができ、これらがはがれて(落屑)、治癒に向かいます。
一般的にはこれらの症状が混在して見られます。症状が慢性化すると、皮膚が厚くなり粗くザラザラの状態(苔癬化)になることがあります。
また、湿疹が長引くと色素沈着となることもあります。

異汗性湿疹

異汗性湿疹とは、手のひらや手指、足の裏に、細かい水ぶくれ様に見えるぶつぶつができるものをいいます。異汗性湿疹は汗疱(かんぽう)と呼ばれます。
発汗の多い夏に多く見られ、通常はかゆみはありませんが、炎症が強いと強いかゆみがあることもあります。

いぼ(ウイルス性いぼ)

いぼとは、ヒト乳頭腫(にゅうとうしゅ)ウイルスが皮膚に感染して起こる病気です。一般的には、痛み、かゆみなどの症状はありません。
はじめに、手足の指や足底に、小さいなだらかな皮膚の隆起が起こり、徐々に表面がザラザラしてきて、ドーム状に盛り上がります。

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ぶつぶつの治療法

湿疹の場合は、皮膚の状態に合わせて、適切な治療をおこないます。皮膚が乾燥している場合は、保湿剤(ビーソフテン、ヒルドイド、ベギン)を使用します。
かゆみがある場合は、ステロイド塗り薬(ネリゾナ、アンテベート)を使用します。
なお、傷があったりじゅくじゅくしている湿疹には軟膏タイプ塗り薬を使用します。

異汗性湿疹の場合は、小さな水ぶくれが現れて、かゆみがある場合には、ステロイドの塗り薬(ネリゾナ、アンテベート)を使用します。
水疱が乾いて、皮膚がぼろぼろはがれる時は、保湿剤(ビーソフテン、ヒルドイド、ベギン)を使用します。

いぼの場合は、液体窒素(えきたいちっそ)による凍結療法治療が最も一般的です。液体窒素で凍らせた綿棒を数秒間いぼに接触させて凍らせます。
強く凍結させると、痛みが生じたり、水ぶくれになることもありますが、問題はありません。

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ぶつぶつの注意点

湿疹は、かゆみを伴うため、「かゆいからかく」「無意識にかき続ける」 「かき壊すことで炎症は悪化し、患部が化膿して分泌物がでる」「炎症がかゆみを起こし、さらにかゆくなる」「かゆいからまたかく」という悪循環に陥り、症状はどんどん悪化してしまいます。
その悪化のサイクルにおちいらないように日ごろから注意が必要です。

異汗性湿疹によりめくれてきた皮膚をむしらず、刺激をあたえないようにします。手にできることが多いのですが、足にできると水虫とよく間違えられますので、注意が必要です。

いぼは治療しないで放置しておくと、別の部位に広がることもあるため、早めの治療と継続が重要です。

他にも皮膚にぶつぶつが起こる皮膚病はたくさんありますので、自己判断せずに皮膚科を受診されることをお勧めします。

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