手荒れ

手荒れの予防方法

当院皮膚科に受診される方の多くは、どうしても手荒れする時期がある、職業柄仕方がないのだけれど痛みが強くてという苦痛を抱えていらっしゃいます。

新宿、西新宿には美容室も飲食店も多く見られるので、そういった職業病による患者様は絶えません。

しかしちょっとした工夫や心がけで、症状の悪化防止や予防ができる場合もあります。痛みや苦痛に発展しないための手荒れの予防方法を知っておくといいでしょう。

水仕事の仕方

主婦の方や調理師、美容師、病院関係のお仕事の方は、どうしても水を扱うことが多くなります。水を扱うことがどうして手荒れにつながるのでしょうか。

私たちの皮膚表面には、角質細胞間脂質や水分の調合でバリア機能が保持されているのですが、水仕事や洗剤の効果によって洗い流され、バリア機能を失い、そこに刺激物があたることによって、ひび割れなどの手荒れが起こってしまうというわけです。

こういった原因に対しては、まず水の温度に気をつけましょう。手荒れ予防に適する水の温度は30度前後のぬるま湯です。冷たすぎる水は血行を悪くしますし、逆に冬場などに高い温度のお湯を使うと、乾燥とバリア機能低下の二重苦となります。手荒れ予防に適する30度前後のぬるま湯を使用するようにしましょう。

また水温ばかりではなく、洗剤も考慮することが必要です。洗浄力についつい気をとられがちですが、皮膚にやさしい食器洗剤を選択するかゴム手袋を使用するようにしましょう。

水に携わったあとは、しっかりとタオルやハンカチに水分を吸い込ませるように拭き取り、一日に何回と決めるのではなく、その都度ハンドクリームを塗布していくようにすることが大切です。

ハンドクリームは手や手指の細部まで行きわたるように、丁寧にしみ込ませていくようにしましょう。手を休めるときにはハンドクリームの前にローションを使用するのもいいですし、就寝時は綿の手袋をはめるなどの保湿方法もあります。

アレルギーの場合

手荒れは時機に治ると簡単に片づけてしまいがちですが、アレルギーが原因で起こるものもあります。金属やうるし、ゴムなどに接触することで起こす手荒れをアレルギー性接触皮膚炎とも言います。

接触した部分が赤くなったり痛みをともなったりしますし、水仕事などで起きた手荒れよりは重症に見えるほど痛々しい手荒れとなります。特定の物質に対する免疫反応によるものなので、触れないことが一番の予防ですが、職業的に使わなければならない、触れなければならないという場合もあります。

特に多いのはゴム手袋でラテックスアレルギーとも呼ばれます。ゴム手袋自体もそうですが、中に付いている粉状のものが原因の場合もあります。そういったときには、一度洗ってきれいに乾かす、手袋をはめる前にトリートメントクリームを塗る、または綿やシルク素材の薄手の手袋をはいてからゴム手袋を重ねてはめるなどの工夫をすると良いでしょう。

食生活を見直す

手荒れを起こすには物質的なものが原因の場合ばかりではありません。体調が悪いと全身の皮膚にも影響があります。また皮膚はターンオーバーといって、古い細胞と新しい細胞の入れ替わりが繰り返されています。

肌が乾燥したり紫外線からダメージを受けると、このターンオーバーの周期が長くなり衰えます。そういった多くのダメージを回避するにも食生活に気を付ける必要があります。

  • ビタミンEは皮膚の血行を良くして温度を高めますので冷えが原因の手荒れを防止します。大根、かぼちゃ、アーモンドなどに多く含まれています。
  • ビタミンCは皮膚のバリア機能を高めるには欠かせないコラーゲンの生成に補助役として関与。また、アレルギー反応を起こすヒスタミンを抑える効果もありますので、アレルギー性接触皮膚炎による手荒れにも好影響といえるでしょう。イチゴや柑橘系の果物、赤ピーマンなどに多く含まれています。
  • ビタミンAは細胞の増殖に必要なものですので、ターンオーバーの正常化に貢献します。レバーやにんじん、かぼちゃ、ほうれん草などに多く含まれています。

新陳代謝

体全体の新陳代謝をよくすることは、病気の予防や改善方法として必要なことです。手荒れの原因が新陳代謝だと考える方は少ないかもしれませんが、治療効果を上げるにも欠かせない条件となります。

新陳代謝が悪くなると皮膚のターンオーバーも遅延してしまい、血行も悪くなりますので、手荒れを起こす原因につながるというわけです。

新陳代謝の基本は規則正しい生活を心がけることです。食事の内容もその一つですが、食事の仕方、偏食の有無など細かい部分も影響力があります。他には運動不足やストレスの蓄積です。

新宿、西新宿に職場をお持ちの方では手荒れの症状を持って当院を受診されますが、生活全般に関するお話を聞くと、通勤時間は長いが運動は不足している、ストレスがたまる環境にあることが少なくありません。

忙しい日常生活の中、運動不足解消、ストレス発散など、すべてクリアすることは難しいかもしれませんが、ちょっとした努力をすることで、新陳代謝が高まり、手荒れをはじめとした皮膚疾患の予防となります。

手荒れの原因

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手荒れの症状

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手荒れの治療薬

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