高脂血症の治療法

高脂血症の治療法には、食事療法と運動療法と薬物療法があります。 まずは、食事療法と運動療法を行なって、目標値(LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)まで下がらない場合は、薬物療法を行ないます。 食事療法 食べ過ぎ、脂肪分の多い食事、肥満防ぐことがポイントになります。

  • 一日の総カロリーをとり過ぎないようにします。
  • ビタミン、食物繊維(海草・キノコ類・野菜)、ミネラルを多くとります。
  • 脂肪の多い牛肉・豚肉などの肉類よりも、不飽和脂肪酸の多い青魚をとるようにします。

LDLコレステロールが高い、またはHDLコレステロールが低い場合

特に卵の黄身・すじこ・マヨネーズ・レバーなどのコレステロールの量を控えめにします。コレステロール摂取量の制限:1日200mg以下

中性脂肪が高い場合

アルコールはできれば、控えましょう。
米・パン・めん・清涼飲料水・菓子などの糖質(単糖類)をとり過ぎないようにしましょう。

運動療法

運動によって、血行が良くなり、LDLコレステロールが分解され減り、HDLコレステロールが増えます。持続的に運動する習慣をつけると、太りにくい体質になります。適正体重かどうかは、BMI(body mass index:体格指数)で評価します。BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

BMI22がもっとも病気になる確率が低く、理想的です。BMI25以上だと肥満ということになります。適正体重の維持は大切です。太りすぎると、内臓に脂肪がたまって血液中の脂質代謝の異常や耐糖能異常などが起こり、動脈硬化を促進します。適正体重を維持することは、高脂血症の治療、動脈硬化の予防のためにも、たいへん重要なポイントです。

特に中性脂肪が高いまたはHDLコレステロールが低い人に効果があります。具体的には、歩行・ジョギング・水泳等の有酸素運動を30分以上、週3~4回行うのがよいです。

薬物療法

食事療法と運動療法だけでは、目標値に届かなかった場合には、薬物療法を開始します。治療薬は、大きく分けるとLDLコレステロールを減らす薬と、中性脂肪を減らす薬に分けられます。食事・運動療法ができない人、食事・運動療法を行っても脂質が下がらない人は、薬物療法でLDLコレステロールおよび、中性脂肪をコントロールします。

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