ブログ

貧血の注意点

鉄剤の内服と同時に食事療法を併用することは大切ですが、食事療法だけでは足りなくなった鉄を補充するのは不十分です。
鉄剤は通常100~200mgを服用しますが、鉄分が最も多いレバーでも1食分(50g)の鉄の含有量は6mgにすぎませんので、鉄剤の内服が必要になります。
貯蔵鉄の状態をみるには、血清フェリチン値を測定を行います。
フェリチンの値が20ng/dl以上あれば貯蔵鉄が十分補充されたと判断して、鉄剤投与の中止を検討します。
貯蔵鉄を十分回復させても、鉄の喪失の原因が続いている場合は再発しますので、半年後には一度フェリチンを含めた血液検査して、確認します。
鉄剤の服用にあたり、空腹時の投与が吸収の点では優れています(食後や食事中の投与では空腹時投与の60%の吸収率となります)が、鉄剤には、胃腸障害(吐き気・嘔吐・下痢)などの副作用があるため、食直後または食事中の服用をすすめしています。
内服を継続出来ない場合には、静脈注射で鉄を補充することもあります。

 

新宿 皮膚科|新宿駅前クリニック : http://www.shinjyuku-ekimae-clinic.com

カテゴリ:内科, 貧血 and tagged

企業の医療担当者様へ

twitter