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インフルエンザ

「急な発熱や関節痛で辛い!インフルエンザかも?」

高熱、関節痛、倦怠感など、急な体調不良は辛いですよね。
風邪だと思い込んで、インフルエンザ検査をしないままだと、家族や職場の人に移してしまうかもしれません。
「インフルエンザ」について、症状、風邪との違い、検査、治療などを解説しています。
2分で読み終えることができますので、ご一読ください。

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原因

インフルエンザウイルスが鼻やのどの粘膜に感染することにより引き起こされます。

インフルエンザウイルスは、感染者のくしゃみや咳などの飛沫によって飛び散ります。
そして、非感染者が鼻や口からウイルスを吸い込むことで感染します。

また、ウイルスのついた手や物に触れて感染する接触感染が起こることもあります。

インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型があり、一度感染してもウイルスの型が異なればそのシーズンに再び感染することもあり得ます。

潜伏期間

1日から3日前後の潜伏期間があります。

種類

インフルエンザA型とインフルエンザB型があります。A型の方がB型よりも症状が激しい傾向にあります。

毎年冬になると流行するインフルエンザはA型とB型となり、季節性インフルエンザともいわれています。

A型インフルエンザウイルスは、144種類もの亜型に分類されています。
ウイルスは少しずつ変異をしていることから、一度感染している場合でも変異したウイルスであれば免疫が効かないことから感染してしまいます。

新型インフルエンザと呼ばれるものは、ウイルスが突然大きな変異を起こし、これまでと異なる亜型のインフルエンザウイルスになったものです。

この場合、免疫を持たない人が大半になるため、季節性インフルエンザよりも重症化しやすくなってしまう可能性があります。

症状

高熱、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛、咳、のどの痛み、鼻水などの症状があります。微熱や37度台でも感染していることがあります。

下痢や吐き気などの消化器症状が起こることもあります。

インフルエンザは免疫力の低い乳幼児や高齢者は重症化しやすい傾向があります。

高齢者の場合は肺炎や気管支炎などの合併症を起こすこともありますし、乳幼児の場合は中耳炎や脳症などに注意が必要です。

風邪との違い

風邪と比べると高熱や関節痛・筋肉痛・倦怠感などが強い傾向にあります。

風邪の場合はゆっくりと症状が現れますが、インフルエンザの場合は急激に高熱などの症状が現れるという違いもあります。

そして、風邪との大きな違いは重症化しやすいということです。

重い合併症を起こす可能性もあるため、風邪とは違う病気だという認識を持っておきましょう。

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流行

毎年、12月頃から翌年3月頃まで流行します。

冬になると感染者が増え始め、例年1月~2月前後がピークになります。

3月になり春が近づくと感染者が減少していく傾向にあります。

検査

インフルエンザ迅速検査は10分ほどで検査結果がわかります。

鼻の中に細い綿棒を入れて、鼻の奥の粘膜を擦ります。

検査はいつ受けるべきか

発症後12時間から48時間までの間が適していると考えられています。

インフルエンザに感染していたとしても、発症後すぐ検査をしても、ウイルス量が少なく陰性の検査結果となってしまうこともあります。一度陰性だったとしても、次の日などに再度検査することもあります。

逆に、時間の経過とともにウイルス量が減少して、発症から3日以上経過してしまうと、迅速キットに反応しにくくなってしまいます。

治療

抗ウイルス薬の内服もしくは吸入をします。インフルエンザの抗ウイルス薬は、感染後48時間以内に服用しないとあまり効果が期待できません。

症状に合わせて薬を調整します。
発熱、頭痛、関節痛、倦怠感がひどいときは、解熱鎮痛剤を内服します。鼻水がひどいときは、抗アレルギー薬を内服します。咳がひどいきときは、咳止めを内服することがあります。

いつまで休まなくていけないのか

学校に通われている方は「学校保健安全法」という法律があります。
インフルエンザに感染した場合、「インフルエンザ発症後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」学校を休まなくてはいけません。

会社ではそのような法律はありませんが、会社内で学校と同じ規定を設けていることが多いです。いつまで休むべきか確認してください。

予防

インフルエンザ予防接種が効果的です。

ワクチンを接種してから予防効果が得られるまでに2週間ほどかかります。

インフルエンザの流行は毎年12月頃から始まるため、流行時期の前に摂取しておくことをおすすめします。

また、ワクチンの効果が続くのは約5カ月なので、毎年摂取することで予防に繋がります。

13歳以上の場合は原則1度の摂取で効果が得られます。

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それ以外にも以下のような予防方法があります。

・人混みを避ける
・うがいと手洗いをおこなう
・睡眠をしっかりとる
・抗ウイルス薬を予防投薬する

インフルエンザについて、より詳しく知りたい方はインフルエンザQ&A(厚生労働省)に掲載されていますので、ご参考にしてください。

注意点

インフルエンザにかかった場合、家族や周囲の人に感染してしまう可能性があります。

ご来院の際にも、マスクを着用して飛沫感染しないように感染の拡大予防をお願いします。

学校や職場での感染拡大を防ぐためにも、発症7日目まではウイルスが排出されている可能性があるため、外出自粛するようにしてください。

まとめ

インフルエンザが疑われる症状があれば、内科や耳鼻咽喉科におかかりになるとよいでしょう。子供の場合は、小児科や耳鼻咽喉科になります。

当院内科では、インフルエンザの迅速検査、治療をおこなっています。お気軽にご受診ください。

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